- 実習対策
- 利用期限日 : 2024.03.31
- 申込期限日 : 2023.04.01
- 価格:¥3,980(税込)
- 送料 ¥0(税込)
現場で遭遇する感染症、実はこれだけ
国試対策では、あんなに覚えることが多かった感染症。なんだかとっつきにくい、抗菌薬の勉強。ぶ厚い感染症の教科書。
…この講座を視てくれるレジデントには特別に伝授します。よく遭遇する3つの疾患をきちんと押さえておくだけで、「実は」抗菌薬治療の基本をほとんどマスターすることができます。
本講座で効率よく感染症診療の基本のキを身につけましょう。
よく見る症例、どの抗菌薬を使いますか?
40歳女性
既往歴:特記事項なし
主訴 :排尿時痛
現病歴:3日前から排尿時痛を自覚。排尿後も尿の切れが悪くトイレの回数も増え来院。腹痛、嘔吐、下痢含めた随伴症状なし。
来院時バイタル:BP125/75mmHg、HR100、体温36.5℃、RR15回
身体所見:腹部軟、圧痛なし、CVA叩打痛なし
尿検査:尿中白血球50/HPF以上
尿培養検査:Gram陰性桿菌を多数認める

郡司 竜太郎(ぐんじ りゅうたろう)先生
昭和大学 リウマチ膠原病内科 所属 第252回日本循環器学会関連関東甲信越地方会レジデントアワード優秀賞 受賞
臨床業務に従事しながら、医師国試対策予備校や初期研修医の教育現場においても活躍。その経験値に基づく講義は、多くの学生や初期研修医が抱く「ここが実は分かっていなかった」「ここが実はあやふやになっていた」というポイントを鋭く突き、クリアな解説を展開していきます。

研修医にとって抗菌薬の処方は最低限必要な臨床スキルです。しかし抗菌薬は種類が多く、初めてフォローする患者さんの感染症をアセスメントし適切な抗菌薬を選ぶことは毎度非常に苦労していました。この講座を受講して抗菌薬について初めて体系的に学ぶことができ、感染症のアセスメントから抗菌薬の使い方に至るまでの流れを自分の中で整理することが出来ました。第1章で総論を学び第2-5章で各論を学びながら知識を補強するという構成になっていますが、特に第1章は見返せば見返すほど抗菌薬に対する理解が深まる内容だと思いました。

抗菌薬選択は病棟管理を任される研修医にとってまず初めにぶつかる壁の一つです。一年目の初めはここに不安を抱く先生は非常に多いと思います。 この講座は「研修医としてまず初めに知らなければならないこと」を明確に分かりやすく教えてくれます。実際の症例を用いて解説してくれるので、臨床をイメージしながら抗菌薬を選ぶ訓練をすることができます。 先生が用意して下さっているスライドをスマホに忍ばせておけば、common diseaseに対する抗菌薬治療で困ったときに助けてくれるでしょう。 ぜひこの講座を見て研修に弾みをつけましょう!
目次
第0章 導入
第1章 抗菌薬総論
1. 患者について理解する
2. どの臓器の感染か?→その原因菌は?
3. 抗菌薬を選択する(Empiric therapy / Definitive therapy)
4. 抗菌薬投与後の経過観察と評価
第2章 肺炎
1. 肺炎の診断過程
2. 起因菌の種類と特徴
3. 重症度の評価
4. 抗菌薬を選択する(Empiric therapy / Definitive therapy)
5. 入院中の経過の評価
第3章 尿路感染症
1. 尿路感染症の診断過程
2. 起因菌の種類と特徴
3. 急性膀胱炎と急性腎盂腎炎の違いは?
4. 抗菌薬を選択する(Empiric therapy / Definitive therapy)
5. 複雑性尿路感染症を考慮するとき
第4章 皮膚軟部組織感染症
1. 鑑別診断
2. 蜂窩織炎と壊死性筋膜炎の見分け方は?
3. 起因菌の種類と特徴
4. 抗菌薬を選択する(Empiric therapy / Definitive therapy)
5. 特殊な状況下での蜂窩織炎
第5章 よく遭遇する感染症
1. 頭痛に出会ったら
2. 腹痛に出会ったら
3. 咽頭痛に出会ったら
初期研修医におすすめ!
本講座を使えば、抗菌薬が苦手な人でも、現場で即戦力となる基本の知識をマスターすることができます。
書籍で勉強する前の方、書籍ではなかなか抗菌薬の学習が進まないという方は、感染症診療の輪郭をつかむために、ぜひ本講座をご活用ください。
講義資料はPDFのみでのご提供となります。
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